人材開発事業の目指すもの

　激変する雇用環境と雇用システムの中にあって、勤労者と企業の双方にとって調和ある着地点を今後どのように求めて行くかが大きな課題となっていますが、社会的な対応はまだ始まったばかりです。ここに私たちが耕して行くべき広大な未開のフィールドが存在します。私たちは未来の現実を先取りし、新しい時代を作り出す研究開発や提案をしていきたいと思っています。

　

人材開発事業

　人材開発事業は、人材の流動化時代に対応する人材の新しいリプレイスメント事業と位置付けています。企業と人材の横断的なネットワーク網の構築のための一翼を担っていきたいと思っています。また、そのための社会的な提案をしていきます。

　

人材派遣・アウトソーシング事業の開発

　企業形態の今後の展望、勤労者の就労意識の変化などを勘案すると、人材の流動化は同時に、自由裁量型就業など就業形態の多様化をもたらすと思われます。私たちはこれに対応して、高度な専門性を持つ人材派遣事業、アウトソーシング（業務請負型）事業の開発を進めています。

　

中高年人材の就業機会の開発

　現在の雇用環境は中高年人材にとって冬の時代を到来させていますが、長期的には若年人口の減少、自由裁量型就業機会の増大などで、能力のある高齢者にとってはプラスに働き、新しい就業機会の拡大の方向へ向かっていくと考えられます。私たちはこの高齢人材の開発と、就業機会の創造を活動の柱の１つとしていきたいと考えています。